郷里の瀬戸内海の島に別荘を建てたくて、藤川さんに依頼しました。藤川さんが私達の家族の気持ち、現場の景色・空気・風を自身でいっぱい吸込んだ上で設計してくださり、とても気持ちの良い家が出来ました。
外見はさりげなく、家の中にはいい空間ができ、大人数で楽しく集うことが出来ますし、近くに兄家族と住む車椅子の母の介護もその家で楽に出来て、母と共に過ごせる穏やかな別荘になりました。これは、設計者の温かい人柄によるものと感じています。

藤川曜子さん、湯沢弘江さんが造る家はひと言で表すと「家族」のような存在です。私達の家の設計図の段階からスタートして、基礎工事、一階、二階部分、外観、内装と、出来ている時は赤ちゃんから子供へと成長していく姿を見ているようで、完成した時は子供が小学へ入学し、これからの成長を楽しみになるような気分でもあります。
生活していく中で感じることは私達を守ってくれる「母」のような安心感。子供でもあり母でもある、私達になくてはならない家族のような家をこのお２人は造ってくれるのです。お２人との出会いに感謝です。